おおともそうりん【大友宗麟】 (1530〜1587)戦国(せんごく)時代のキリシタン大名。豊後(ぶんご)国(大分(おおいた)県)府内(ふない)の城主(じょうしゅ)。名は義鎮(よししげ)。出家して宗麟(そうりん)と称(しょう)し,洗礼(せんれい)名(キリスト教徒(と)としての名前)はフランシスコ。毛利(もうり)・龍造寺氏(りゅうぞうじし)とたたかい,一時は北九州6か国を支配(しはい)した。また,対外貿易(ぼうえき)に力を入れ,キリスト教を保護(ほご)して伝道(でんどう)を奨励(しょうれい)し,1582年には大村純忠(おおむらすみただ)・有馬晴信(ありまはるのぶ)とともに天正少年使節(てんしょうしょうねんしせつ)を送った。