オーナーせいど【オーナー制度】 消費者(しょうひしゃ)が生産者(せいさんしゃ)に出資(しゅっし)して,できあがった生産物(せいさんぶつ)を受(う)け取(と)る制度(せいど)。農作物(のうさくぶつ)・畜産物(ちくさんぶつ)・魚介類(ぎょかいるい)・酒(さけ)・森林(しんりん)など,さまざまなものを対象(たいしょう)としている。農業(のうぎょう)の場合(ばあい),生産者(せいさんしゃ)は資金(しきん)を調達(ちょうたつ)することができ,出資者(しゅっししゃ)は新鮮(しんせん)な農作物(のうさくぶつ)を受(う)け取(と)ったり,農作業(のうさぎょう)を体験(たいけん)したりすることができる。例(たと)えば棚田(たなだ)のオーナー制度(せいど)では,消費者(しょうひしゃ)が棚田(たなだ)の一区画(いちくかく)に一定(いってい)の金額(きんがく)を払(はら)ってオーナーになり,田植(たう)えなどの農作業(のうさぎょう)を体験(たいけん)し,収穫後(しゅうかくご)は米(こめ)が送(おく)られてくるというしくみ。