おがたけんざん【尾形乾山】 (1663〜1743)江戸(えど)時代,元禄(げんろく)期の美術(びじゅつ)を代表する京都(きょうと)の陶芸(とうげい)家・画家。光琳(こうりん)の弟。野々村仁清(ののむらにんせい)に陶芸(とうげい)を学び,角皿・鉢(はち)・茶碗(ちゃわん)などを多くのこした。画家としても活躍(かつやく)し,琳派(りんぱ)の装飾(そうしょく)絵画を文様に仕立てた意匠(いしょう)は「乾山風(けんざんふう)」とよばれる。→尾形光琳(おがたこうりん)