オヒルギ あさい海の泥中(でいちゅう)に生える常緑(じょうりょく)高木で,マングローブをつくる樹種(じゅしゅ)の1つ。根は泥中(でいちゅう)をはい,屈曲(くっきょく)して地上に出て,屈(くっ)しつ根とよばれる呼吸(こきゅう)根を出す。葉は対生し,厚(あつ)い革質(かくしつ)でつやがある。花は葉腋(ようえき)に単生(たんせい)し下向きに開く。果実(かじつ)はがく片(へん)をつけたままで,長さ3cmぐらいある。種子(しゅし)は樹上(じゅじょう)で発芽(はつが)し,円柱形で長さは20cmぐらいとなる。花期:7〜8月。分布(ぶんぷ):奄美大島(あまみおおしま)・沖縄(おきなわ)・台湾(たいわん)・熱帯(ねったい)アジア・オーストラリア・ポリネシア・東アフリカ。(被子植物(ひししょくぶつ) キントラノオ目(もく) ヒルギ科(か))