オホーツクかいこうきあつ【オホーツク海高気圧】 オホーツク海に中心をもつ高気圧(こうきあつ)。暖候(だんこう)期(4〜10月),とくに6〜7月に発生しやすく,停滞性(ていたいせい)が強い。域内(いきない)には低温(ていおん)・多湿(たしつ)なオホーツク海気団(きだん)が発生し,これが南下すると,梅雨(ばいう)などの原因(げんいん)となる。コーチ オホーツク海高気圧(こうきあつ)からふき出すつめたい北東風は「やませ」とよばれ,長びくと北日本の太平洋側(がわ)に冷害(れいがい)をもたらす。