西アジア,アラビア半島東端にある国。政体は君主制で,元首は国王。首都マスカット。北東岸近くに山地があるほかは,ルブアルハリ砂漠につづく台地状の砂漠。比較的降雨にめぐまれた南部の沿岸地方では農耕も行われる。1964年石油を発見,1967年輸出を開始してからは経済事情が一変した。ゆたかな石油収入をもとに,工業化や農漁業の育成につとめている。18世紀にポルトガル人を追放して以来,サイド首長家が支配している。1996年初の憲法を施行した。面積:31.0万km2,人口:278万。
〔国名の由来〕
オマーン人が多かったことに由来する。
〔国旗の由来〕
紋章は
伝統の
短剣カンジャルと
太刀はサルタンの
権威の
象徴。赤は
外敵からの国を守りを,白は平和を,緑は
繁栄を意味する植物
資源を表す。