オランダふうせつがき【オランダ風説書】 江戸(えど)時代の海外情報資料(じょうほうしりょう)。長崎(ながさき)へ入港するオランダ船がもたらした情報(じょうほう)を商館長が報告(ほうこく)書にまとめ,オランダ通詞(つうじ)が和訳(わやく)したものを長崎奉行(ながさきぶぎょう)が幕府(ばくふ)に提出(ていしゅつ)。幕府(ばくふ)は,これによって世界情勢(じょうせい)やキリシタン関係(かんけい),東インド会社などの情報(じょうほう)を得(え)た。