オルガン 空気の送風によって音を出す楽器(がっき)で,楽器(がっき)中最大(さいだい)の規模(きぼ)をもつ。わが国ではオルガンといえば,ふつうリードオルガンをさすが,本来はパイプオルガンのこと。発音体はパイプで,木管(もっかん)の開閉(かいへい)2種(しゅ)と金管(きんかん)(スズを主とする合金)およびリード管(かん)の4種(しゅ)がふつうである。現代(げんだい)のオルガンでは電気モーターで送風するものが普及(ふきゅう)している。けん盤(ばん)は5オクターブが主であるが,大オルガンは9オクターブに近いものもある。