おんしつ【温室】 寒い気候(きこう)では育ちにくい植物を栽培(さいばい)するため,温度を高くたもつようにした建物(たてもの)。ガラスやビニルなどの合成樹脂(ごうせいじゅし)でおおい,風通しのよい場所にたてる。室内は温度を高くするため,太陽熱(ねつ)や電熱(でんねつ)のほか,温泉熱(おんせんねつ)・スチームなどを用いる。野菜(やさい)や果物(くだもの)の促成栽培(そくせいさいばい)のほかに,花・観葉(かんよう)植物の栽培(さいばい)にも利用(りよう)されている。