おんせいたじゅうほうそう【音声多重放送】 テレビ放送やFM放送の電波のすき間を利用(りよう)して音声を送る放送。音声のほか,文字,静止(せいし)画などをふくめて多重放送という。テレビ放送局にわり当てられた電波の周波数(しゅうはすう)には,混信(こんしん)をふせぐため,すき間がもうけられているが,放送技術(ぎじゅつ)の進歩でそのすき間が不要(ふよう)になったため多重放送が可能(かのう)になった。コーチ 1978(昭和53)年から2か国語放送,ステレオ放送などに利用(りよう)されている。