ガイガー=ミュラーけいすうかん【ガイガー=ミュラー計数管】 放射線(ほうしゃせん)の検出(けんしゅつ)や強さを測定(そくてい)する器具(きぐ)。ガイガー計数管(かん)ともいう。ドイツの物理学者ガイガーとミュラーの共同(きょうどう)研究でつくられた。構造(こうぞう)が簡単(かんたん)なので,現在(げんざい)でも使用されている。いろいろな気体を入れた金属筒(きんぞくとう)を陰極(いんきょく)とし,その中心軸(じく)にはった針金(はりがね)を陽極(ようきょく)とした構造(こうぞう)をもつ。放射線(ほうしゃせん)が円筒(えんとう)内に入射(にゅうしゃ)したときだけ放電するので,その回数を数えて強さをはかる。