カイガラムシ カメムシ目(もく)のうちの一群(ぐん)(カイガラムシ上科(じょうか))の昆虫(こんちゅう)をいう。雌(めす)は羽も脚(あし)もなく,植物に固着(こちゃく)して,分泌腺(ぶんぴつせん)より出したろう質(しつ)の物質(ぶっしつ)で体がおおわれている。雄(おす)も幼虫(ようちゅう)時代は雌(めす)と同じように固着(こちゃく)した生活をする。果樹(かじゅ)・庭木の有名な害虫(がいちゅう)が多い。 コーチ テントウムシなど,天敵(てんてき)を利用(りよう)して防除(ぼうじょ)する方法(ほうほう)が効果(こうか)をあげている。◇形が貝類(るい)に似(に)ているのでこの名がある。