がいきけん【外気圏】 地上約(やく)500km以上(いじょう)の高さにある気の層(そう)。気圏(きけん)ともいう。外気圏(けん)の上限(じょうげん)は,地球大気の上限(じょうげん)でもあり,地球半径(はんけい)の数倍またはそれ以上(いじょう)といわれている。外気圏(けん)の大気の密度(みつど)はひじょうに小さく,温度はひじょうに高い。大気の大部分は電離(でんり)しており,自由に運動している。 コーチ 赤道上空約(やく)3000km付近(ふきん)と約(やく)2万km付近(ふきん)には,バン=アレン帯(たい)とよばれる放射線(ほうしゃせん)のひじょうに強い領域(りょういき)がドーナツ状(じょう)に地球をとりまいている。