仕事を求めて外国へ行き,仕事をしている人。経済的に貧しい発展途上国から経済的に豊かな先進国へ行って,仕事をしている人をさすことが多い。日本では,かつて「出入港管理及び難民認定法(入管難民法)」によって外国人労働者の受け入れは厳しく制限してきたが,経済の国際化が進んだことや不法な外国人労働者が増えたことなどから1989年に入管難民法を改正し,外国人労働者の受け入れを大幅に増やした。以降,その数は年々増加し,現在は日本国内の労働力として重要な存在になっている。人手不足になりがちな,建設現場や工場などで働く人が多い。