カイドウ【<海棠>】 庭木や盆栽(ぼんさい)にされる落葉低木(ていぼく)。別名(べつめい)ハナカイドウ。小枝(こえだ)は紫(むらさき)色で,少しとげがある。葉は互生(ごせい),卵(たまご)形〜長だ円形でへりに細かいきょ歯(ぎざぎざの刻(きざ)み)がある。花は紅紫(こうし)色で,葉の出る前にさき,3〜7個(こ)ずつ束(たば)になってたれさがる。果実(かじつ)は球形で,暗紅(あんこう)色に熟(じゅく)す。高さ:3〜6m。花期:4〜5月。原産(げんさん)地:中国。◇花柄(かへい)やがくに毛があり,果実(かじつ)が直径(ちょっけい)1.5cmほどにもなるものをミカイドウといい,果実(かじつ)を食用にする。(被子植物(ひししょくぶつ) バラ目(もく) バラ科(か))