カイミジンコ 水生の小さな甲殻類(こうかくるい) カイミジンコ科の総称(そうしょう)。体側(たいそく)は二枚貝(にまいがい)様の甲(こう)につつまれ,体節(たいせつ)数は少ない。海ではあらゆる深さに,陸(りく)では湖・沼(ぬま)・池・水たまりにすむ。コーチ 地質(ちしつ)時代のカンブリア紀(き)から現在(げんざい)まで生息し,殻(から)が角質(かくしつ)または石灰質(せっかいしつ)のため化石として多く見られ,また殻(から)の表面の模様(もよう)が種類(しゅるい)によって特徴(とくちょう)があるので,示準(しじゅん)化石として役だつ。