かかりうけ【係り受け】 「係る文節(ぶんせつ)」と「受ける文節(ぶんせつ)」の意味。主語と述語(じゅつご),修飾(しゅうしょく)語と被修飾(ひしゅうしょく)語の関係(かんけい)のように,1つの文の中で2つの文節(ぶんせつ)がたがいに関連(かんれん)しあって文の意味をつくるとき,前にある文節(ぶんせつ)は後の文節(ぶんせつ)に「係る」といい,後の文節(ぶんせつ)は前の文節(ぶんせつ)を「受ける」という。 用例 (1)「白い花が」では,「白い」が「花が」に係り,「花が」が「白い」を受ける。(2)「花がさいた」では「花が」が「さいた」に係り,「さいた」が「花が」を受ける。