*かがんだんきゅう【河岸段丘】 川の流れにそって平らな台地状(じょう)の丘(おか)がつづき,川に向かって階段状(かいだんじょう)にひくくなっている地形。昔の川底(かわぞこ)にあたる平らな部分を段丘(だんきゅう)面といい,畑や水田・集落になっている所が多い。土地が隆起(りゅうき)すると川底(かわぞこ)を侵食(しんしょく)する働(はたら)きがはげしくなり,川底(かわぞこ)が深くけずられるため,新しい川の流れにそって古い川の川原が階段状(かいだんじょう)にのこされてできる。◇土地の隆起(りゅうき)のほか,川の水量(すいりょう)の変化(へんか)や川が運ぶ砂(さ)れきの量(りょう)の変化(へんか)によってもできる。 コーチ 段丘(だんきゅう)面の数から隆起(りゅうき)した回数がわかる。