カキノキ 日本・中国および朝鮮(ちょうせん)半島原産(げんさん)の果樹(かじゅ)。北海道をのぞいて全国で栽培(さいばい)され,山野に自生する木もある。花には雌花(めばな)と雄花(おばな)と両性(りょうせい)花の3種(しゅ)があり,雌花(めばな)しかつけないもの,雌花(めばな)と雄花(おばな)の両方をつけるもの,3つをまぜてつけるものがある。おもな産地(さんち):和歌山(わかやま)・奈良(なら)・福岡(ふくおか)・福島(ふくしま)・愛知(あいち)などの県(けん)。(被子植物(ひししょくぶつ) ツツジ目(もく) カキノキ科(か))コーチ 果実(かじつ)の渋(しぶ)みはタンニン細胞(さいぼう)中の可溶性(かようせい)のタンニンによるもので,この多少と不溶性(ふようせい)になるかならないかで,甘柿(あまがき)か渋柿(しぶがき)かがきまる。