がくめい【学名】 国際的(こくさいてき)な命名規約(きやく)にしたがって,生物の種(しゅ)や群(ぐん)につけられる世界共通(きょうつう)の名称(めいしょう)で,ラテン語・ギリシャ語またはラテン語化したそのほかの言語を使用する。種(しゅ)を表すには,リンネが『自然(しぜん)の体系(たいけい)』(1758)で提唱(ていしょう)した二名法(にめいほう)(属名(ぞくめい)+種小名(しゅしょうめい))が用いられる。亜種(あしゅ)については,種小名(しゅしょうめい)の次にもう1語くわえる三名法(さんめいほう)が用いられる。◇たとえば,標準(ひょうじゅん)和名「イネ」の学名は「Oryza sativa L.」(二名法)。コーチ 学名に対して,コマドリ・アカマツなどの名は標準(ひょうじゅん)和名とよばれる。