かさがけ【笠懸】 鎌倉(かまくら)時代に武士(ぶし)たちの間で行われた武芸(ぶげい)で,走る馬から矢を射(い)る競技(きょうぎ)。はじめは笠(かさ)を的(まと)にしていたためこの名があるが,のちに板に皮をはり,中央に丸をかいて的(まと)にした。流鏑馬(やぶさめ)や犬追物(いぬおうもの)とならんで行われた。