かじゅえん【果樹園】 果物(くだもの)を栽培(さいばい)する農地(のうち)のこと。歴史(れきし)は古(ふる)く,古代(こだい)エジプトではすでに果樹園(かじゅえん)がつくられていた。稲作(いなさく)が主要(しゅよう)な農業(のうぎょう)だった日本では,果物栽培(くだものさいばい)は個人(こじん)の家(いえ)の庭(にわ)で行(おこな)われるなど小規模(しょうきぼ)なものだったが,江戸時代(えどじだい)から明治時代(めいじじだい)にかけて,本格的(ほんかくてき)な果樹園(かじゅえん)がつくられるようになり,広(ひろ)がっていった。