カダヤシ 原産(げんさん)地は北アメリカだが,カの幼虫(ようちゅう)(ボウフラ)をよく食べるので,ボウフラ退治(たいじ)のために移入(いにゅう)されて,野生化した。メダカに似(に)るが,尻(しり)びれの付(つ)け根がずっと短いことや,尾(お)びれがまるいことで区別(くべつ)がつく。水田や用水路のほか,池や沼(ぬま),湖にもすむ。昼間行動し,水面に落ちた昆虫(こんちゅう)や,動物プランクトン,植物プランクトンなどを食べる。卵(たまご)は腹(はら)の中でふ化し,直接(ちょくせつ)子魚をうむ。全長(ぜんちょう):2.5〜3cm(おす),3.5〜5cm(めす)。分布(ぶんぷ):本州各地(かくち)(福島(ふくしま)県以南(いなん))(硬骨魚類(こうこつぎょるい) カダヤシ目 カダヤシ科)