(1947〜2009)昭和・平成時代の歌手・ギタリスト・作曲家・音楽プロデューサー。京都府に生まれる。高校時代にギターをはじめ,大学在学中に,北山修,はしだのりひことの3人でフォークソンググループ「ザ・フォーク・クルセダーズ」を結成。1968(昭和43)年,グループ解散記念に自主制作したアルバムに収録した曲「帰って来たヨッパライ」が大ヒットする。1年間限定でグループとしてプロデビュー,69年にグループ解散後はソロ活動,また,72〜75年にはロックバンド「サディスティック・ミカ・バンド」(その後,2度再結成)を率いて活動するなど日本のポピュラー音楽界の先端を走りつづけた。作曲家として多くのミュージシャンに楽曲を提供し,プロデューサーとしても活躍した。代表曲に「あの素晴しい愛をもう一度」,アルバム『パパ・ヘミングウェイ』以下3部作などがある。2009(平成21)年10月,自殺。⇒フォークソング