かぬま【鹿沼(栃木県の市)】 栃木(とちぎ)県中西部,足尾(あしお)山地の東ろくにある都市。江戸(えど)時代,日光例幣使街道(にっこうれいへいしかいどう)の宿場としてさかえた。木工業がさかんで,建具(たてぐ)の生産(せいさん)は全国有数。昭和40年代からは工業団地(だんち)を中心に,電気機械(きかい)・輸送(ゆそう)用機械(きかい)などの工業がのびている。園芸(えんげい)用の鹿沼(かぬま)土の産地(さんち)。サツキを中心とした花木の生産(せいさん)や,施設園芸(しせつえんげい)によるイチゴ・野菜栽培(やさいさいばい)が発達(はったつ)。◇2006(平成(へいせい)18)年1月1日,粟野(あわの)町が編入(へんにゅう)。人口:10.2万。