カブトガニ かたいヘルメットのような甲羅(こうら)におおわれ,「生きている化石」といわれる大型(おおがた)の節足動物(せっそくどうぶつ)。カニという名でよばれても,じつはクモのなかまに近い。冬の間は深さ10m以上(いじょう)の所にいるが,初夏(しょか)になると産卵(さんらん)のために海岸に近づく。近年,干拓(かんたく)や海水汚染(おせん)で減少(げんしょう)してしまった。全長(ぜんちょう):60cm。分布(ぶんぷ):瀬戸内(せとない)海・九州西北部。(節足動物(せっそくどうぶつ) カブトガニ類(るい) カブトガニ目 カブトガニ科)コーチ 岡山(おかやま)県笠岡(かさおか)市の繁殖(はんしょく)地は天然記念物(てんねんきねんぶつ)に指定されている。