カミオカンデ 陽子崩壊(ようしほうかい)やニュートリノの観測装置(かんそくそうち)。東京大学宇宙線研究所(うちゅうせんけんきゅうじょ)の神岡(かみおか)地下観測所(かんそくじょ)(岐阜県(ぎふけん)飛騨(ひだ)市神岡(かみおか)町)に建設(けんせつ)された。1983年から純水(じゅんすい)4500トンを使って実験(じっけん)。1987年超新星(ちょうしんせい)爆発(ばくはつ)によるニュートリノをとらえ,太陽(たいよう)で生じたニュートリノの観測(かんそく)を行った。しかし,陽子崩壊現象(ようしほうかいげんしょう)は観測(かんそく)されなかったため,スーパーカミオカンデを建設。5万トンの純水(じゅんすい)を使って,陽子崩壊(ようしほうかい)やニュートリノをとらえたときに出るチェレンコフ光を検出(けんしゅつ)する。