かみのく【上の句】 短歌で,はじめにおく5・7・5の3句(く)をいう。用例 石川啄木(いしかわたくぼく)の「東海の(初句(しょく))小島の磯(いそ)の(第二句(く))白砂(しらすな)に(第三句(く))われ泣(な)きぬれて(第四句(く))蟹(かに)とたは(わ)むる(結句(けっく))」のように,下線部の初句(しょく)から第三句(く)までが上(かみ)の句(く)。対下(しも)の句(く)