*かりょくはつでん【火力発電】 石炭・石油・天然(てんねん)ガスなどを燃(も)やし蒸気(じょうき)をつくり,蒸気(じょうき)の力で発電機(き)を回して発電する方法(ほうほう)。アメリカ合衆国(がっしゅうこく)・ロシア連邦(れんぽう)・日本・イギリスなどは火力発電量(りょう)が多い。わが国の電源(でんげん)開発は,はじめは水力中心で行われたが,その後しだいに火力の比重(ひじゅう)がました。2011(平成(へいせい)23)年3月に東日本大震災(だいしんさい)にともなう福島(ふくしま)第一原子力発電所事故(じこ)がおこると,全国で原子力発電の停止(ていし)があいついだ。そのため,火力発電の割合(わりあい)はさらに高くなり,2012年度では総(そう)発電量(りょう)の約(やく)9割(わり)が火力発電となっている。