かわさきびょう【川崎病】 おもに4〜5歳(さい)の幼児(ようじ)がかかる原因不明(げんいんふめい)の病気。1967(昭和42)年に川崎富作(かわさきとみさく)が発表したのでこの名がある。急に38〜40度の高熱(こうねつ)が5日以上(いじょう)つづき,背中(せなか)や腹(はら)に発しんができ,口や手足が赤くはれ,舌(した)もイチゴ状(じょう)に赤くなる。ふつう熱(ねつ)が下がるとなおるが,心臓(しんぞう)に障害(しょうがい)がのこることもある。患者(かんじゃ)は年々ふえている。