カワセミ【<翡翠>】 東北以北(とうほくいほく)では夏鳥(なつどり),関東以西(かんとういせい)では留鳥(りゅうちょう)として全国(ぜんこく)に分布(ぶんぷ)するが,最近(さいきん),都会付近(ふきん)では目だって数がへっている鳥。体を立てた姿勢(しせい)で,水辺(みずべ)のくいや枝(えだ)にとまり,小魚を見つけると飛(と)びこんで,長いくちばしではさみとる。3〜8月(がつ)ごろ,土のがけなどに奥(おく)行き70cmくらいのトンネルをほって,その奥(おく)に巣(す)をつくり,5〜7個(こ)の白い卵(たまご)をうんで繁殖(はんしょく)する。(鳥類(ちょうるい) ブッポウソウ目(もく) カワセミ科(か))