がんきゅう【眼球 】 視覚器(しかくき)の主要(しゅよう)な部分。頭がい骨(こつ)の眼(がん)かというくぼみに入っていて,左右1対(つい)ある。このため物体・景色(けしき)を立体的(りったいてき)に見ることができる。最(もっと)も外側(がわ)は強膜(きょうまく)というじょうぶな膜(まく)で,内部はガラス体というゼリー状(じょう)の透明(とうめい)な液(えき)でみたされており,球に近い形をたもっている。強膜(きょうまく)の前面の部分は透明(とうめい)な角膜(かくまく)になっていて,その内側(がわ)にあるこう彩(さい)の中央の穴(あな)(どう孔(こう))から光が入り,レンズ(水晶(すいしょう)体)で屈折(くっせつ)して,眼球(がんきゅう)の底(そこ)の網膜(もうまく)に像(ぞう)をむすぶようになっている。◇このような構造(こうぞう)の目をカメラ眼(がん)という。