*かんぜいじしゅけん【関税自主権】 国家が輸入(ゆにゅう)品に自由に関税(かんぜい)をかけることのできる権利(けんり)。日本は1858年の日米修好(しゅうこう)通商条約(じょうやく)以来(いらい),関税(かんぜい)自主権(けん)がなく,税率(ぜいりつ)を相手国と相談してきめることになっていた。このため,明治(めいじ)時代はその改正(かいせい)に努力(どりょく)がなされ,1911(明治(めいじ)44)年にようやく関税(かんぜい)自主権(けん)を回復(かいふく)した。⇒条約改正(じょうやくかいせい)