*かんぞう【肝臓】 脊椎(せきつい)動物の消化系(けい)の器官(きかん)で,ヒトでは腹腔(ふくこう)(腹(ふく)くう)上部右よりで横隔膜(おうかくまく)の直下に接(せっ)する暗褐色(あんかっしょく)の臓器(ぞうき)。胆汁(たんじゅう)を分泌(ぶんぴつ)して消化を助けるとともに,生体に必要(ひつよう)な物質(ぶっしつ)の合成(ごうせい)・貯蔵(ちょぞう),不要(ふよう)な物質(ぶっしつ)の分解(ぶんかい)・排出(はいしゅつ)など,きわめて重要(じゅうよう)な役割(やくわり)をはたしている。