かんとうい【貫頭衣】 1枚(まい)の布(ぬの)の折(お)り目の中央に穴(あな)をあけ,頭をそれに通して着る簡単(かんたん)な衣服(いふく)。日本では弥生(やよい)時代の人が用いており,『魏志(ぎし)』倭人伝(わじんでん)にその記述(きじゅつ)がある。中南アメリカの民族(みんぞく)服であるポンチョも貫頭衣(かんとうい)の一種(いっしゅ)である。