かんとうじょし【間投助詞】 助詞(じょし)の種類(しゅるい)の1つ。文の途中(とちゅう)や終わりにつけて,語調を強めたり感動の意味をそえるもの。口語の「な・ね・さ」などのこと。用例 「あのね,きのうね」「それがさ,たいへんだったんですよ」など。コーチ 学校文法(ぶんぽう)では終助詞(しゅうじょし)にふくめる場合が多く,間投助詞(じょし)として学習することはないが,終助詞(しゅうじょし)は文の最後(さいご)に用いるのがふつうで,その点,間投助詞(じょし)とは異(こと)なる。文語には「や・よ・を・ゑ」などの間投助詞(じょし)がある。「あは(わ)れ,いと寒しや」などと使われる。