1923(大正12)年9月1日に発生した関東大地震によってこうむった災害。関東地方全域と静岡・山梨両県に大災害をもたらした。死者9万1344人,行方不明者1万3275人,全壊全焼家屋57万5394戸,半壊半焼家屋12万6233戸にのぼり,被害総額は当時の額で55〜65億円といわれる。また,このさいに数千人の朝鮮人や,社会主義者に対する虐殺事件がひきおこされた。
コーチ
無政府主義者
大杉栄が,
妻とおいの少年とともに,
憲兵大尉甘粕正彦によって
殺害されたのも
関東大震災のときである。