かんばらありあけ【蒲原有明】 (1876〜1952)明治(めいじ)時代の詩人。本名は隼雄(はやお)。東京(とうきょう)に生まれる。1902(明治(めいじ)35)年,詩集『草わかば』を出してその才能(さいのう)をみとめられた。近代象徴(しょうちょう)詩の第一人者とよばれ,幻想的(げんそうてき)な美しさをあらわした詩で有名。薄田泣菫(すすきだきゅうきん)と明治(めいじ)時代中期の詩壇(しだん)を代表した。詩集『春鳥(しゅんちょう)集』『有明(ありあけ)集』などがある。