*かんりゅう【寒流】 まわりの海域(かいいき)よりも水温のひくい海水の流れをいう。高緯度(いど)から低緯度(ていいど)へ流れ,塩分(えんぶん)の濃度(のうど)がひくく,プランクトンが豊富(ほうふ)である。このため寒海性(せい)の魚類(るい)にとみ,暖流(だんりゅう)とぶつかりあう海域(かいいき)は好(こう)漁場(ぎょじょう)となっているところが多い。三陸(さんりく)海岸の沖(おき)は寒流と暖流(だんりゅう)が出あうため,マグロ・サンマ・サバなどの漁獲(ぎょかく)が多い。用例 親潮(おやしお)(千島(ちしま)海流)・カリフォルニア海流・ラブラドル海流・ペルー海流・カナリア海流などがある。対暖流(だんりゅう)