きかいいさん【機械遺産】 日本の近代化や機械技術(きかいぎじゅつ)の発展(はってん)に貢献(こうけん)したり,大きな影響(えいきょう)をあたえ,後世に伝え保存(ほぞん)するべきだと認定(にんてい)された機械(きかい)や機器類(ききるい),その関連施設(かんれんしせつ)や文書などのこと。2007(平成(へいせい)19)年6月,日本機械(きかい)学会により認定(にんてい)が始まり,(1)機械遺産(きかいいさん)のある歴史的(れきしてき)な風景,(2)機械(きかい)をふくむ象徴的(しょうちょうてき)な建造物(けんぞうぶつ)・構造物(こうぞうぶつ),(3)保存(ほぞん)・収集(しゅうしゅう)された機械(きかい),(4)記録(きろく)に残(のこ)る機械関連(きかいかんれん)文書が対象(たいしょう)にされる。2007年度の最初(さいしょ)の認定(にんてい)は,豊田自動織機(しょっき),YS11型旅客機(がたりょかくき),小松1型均土機(がたきんどき)(ブルドーザー),熊本(くまもと)大学の旧機械実験(きゅうきかいじっけん)工場など。