きかんけい【器官系】 動物体をつくるいくつかの器官(きかん)が,たがいに関連(かんれん)をもってはたらき,ある共通(きょうつう)の仕事をしているもの。たとえば,口・食道・胃(い)・小腸(しょうちょう)・大腸(だいちょう)・すい臓(ぞう)などの諸器官(しょきかん)は,食物の消化・吸収(きゅうしゅう)という共通(きょうつう)の働(はたら)きを分担(ぶんたん)しているので,消化系(けい)または消化器官系(きかんけい)とよばれている。ほかに循環系(じゅんかんけい)・呼吸系(こきゅうけい)・神経系(しんけいけい)などがある。