きぎょうじょうかまち【企業城下町】 特定(とくてい)の大企業(だいきぎょう)を中心(ちゅうしん)に発展(はってん)している町(まち)や都市(とし)。住民(じゅうみん)の多(おお)くがその企業(きぎょう)で働(はたら)いたり,関連(かんれん)する仕事(しごと)をしたりしているため,経済(けいざい)・政治(せいじ)・社会的(しゃかいてき)に大(おお)きな影響力(えいきょうりょく)をもつ。王子製紙(おうじせいし)(製紙(せいし)・パルプ)と結(むす)びついた苫小牧市(とまこまいし),日立製作所(ひたちせいさくしょ)(電気機器(でんききき))と結(むす)びついた日立市(ひたちし),トヨタ自動車(じどうしゃ)(自動車(じどうしゃ))と結(むす)びついた豊田市(とよたし),旭化成(あさひかせい)(化学(かがく))と結(むす)びついた延岡市(のべおかし)などが典型的(てんけいてき)な例(れい)。◇江戸時代(えどじだい)の城下町(じょうかまち)になぞらえ,こう呼(よ)ばれている。