きせいかんわ【規制緩和】 政府(せいふ)による民間(みんかん)活動に対するさまざまな規制(きせい)を廃止(はいし)または緩和(かんわ)すること。法令(ほうれい)や規則(きそく)にしたがって民間(みんかん)活動に一定の制限(せいげん)をするのが規制(きせい)である。地元の商店街(がい)を保護(ほご)するため大型(おおがた)店の進出には条件(じょうけん)を必要(ひつよう)とする,通信(つうしん)事業へは外国の資本導入(しほんどうにゅう)を制限(せいげん)する,などが規制(きせい)の例(れい)である。日本は規制(きせい)が多く,開かれた自由競争(きょうそう)の社会ではないという批判(ひはん)の声が,諸外国(しょがいこく)からも上がり,1998(平成(へいせい)10)年から3年間で規制緩和(きせいかんわ)を進めていった。2000(平成(へいせい)12)年には,再度改定(さいどかいてい)を行い,現在(げんざい)も規制緩和(きせいかんわ)が進められている。