きているい【奇<蹄>類】 哺乳類(ほにゅうるい)のなかの目(もく)の1つ。ウマ目のこと。ひづめの数が,1本または3本といった奇数(きすう)であることから,この名がつけられた。ウマ科・バク科・サイ科の3科があるが,すでに過去(かこ)において繁栄(はんえい)した動物で,各科(かくか)とも減少(げんしょう)し,絶滅(ぜつめつ)していく傾向(けいこう)をもち,5属(ぞく)16種(しゅ)のうち,5属(ぞく)11種(しゅ)が国際保護(こくさいほご)動物となっている。コーチ 偶(ぐう)てい類(るい)(ウシ目)とあわせて,有てい類(るい)とよばれることもある。