*キノコ【<茸>】 菌類(きんるい)がつくる大型(おおがた)の子実(しじつ)体。また大型(おおがた)の子実体をつくる菌類(きんるい)をキノコ類(るい)という。カビ・コウボなどに対する言葉で,学問的(がくもんてき)用語ではない。子実体とは,菌類(きんるい)が胞子形成(ほうしけいせい)のさいにつくる特別(とくべつ)な繁殖器官(はんしょくきかん)。担子菌類(たんしきんるい)の大部分と子のう菌類(きんるい)の一部に見られる。世界に約(やく)5万種(しゅ),日本にも4000〜5000種(しゅ)あると考えられるが,まだわかっていないものも多い。コーチ ヨーロッパのマッシュルーム(ツクリタケ),中国のフクロタケ,日本のシイタケは,栽培(さいばい)されるキノコの代表といえる。