キベリタテハ 年1回,7月下旬(がつげじゅん)から羽化し,8月頃(がつごろ)に多く見られるチョウ。成虫(せいちゅう)で越冬(えっとう)し,翌年(よくねん)の7月頃(がつごろ)まで生きのこっていることもある。羽のへり(縁(ふち))が黄色いことから,この名がある。本州では標高(ひょうこう)1000m以上(いじょう)の亜高山帯(あこうざんたい)の樹林(じゅりん)にすむ。林間をゆっくり飛(と)び,ダケカンバやミズナラの樹液(じゅえき)をすう。花をおとずれることは少ない。開張(かいちょう):70mm。見(み)られる時期(じき):7〜8月(がつ)。分布(ぶんぷ):北海道(ほっかいどう)・本州(ほんしゅう)(中部地方以北(ちゅうぶちほういほく))。(昆虫類(こんちゅうるい) チョウ目(もく) タテハチョウ科(か))