キムラグモ 土地の傾斜(けいしゃ)面やがけなどに,多くは横穴(よこあな)をつくってすむクモ。入り口には,とびらをつけてある。夜間,巣(す)から出てえさをとる。親になっても体節(たいせつ)のあとがのこっている原始的(げんしてき)なクモで,日本には1種(しゅ)だけと思われていたが,1980(昭和55)年に近縁(きんえん)のオキナワキムラグモが発見された。体長(たいちょう):8〜10mm(雄(おす)),11〜14mm(雌(めす))。見(み)られる時期(じき):1年中(ねんじゅう)。分布(ぶんぷ):九州(きゅうしゅう)。(節足動物(せっそくどうぶつ) クモ類(るい) クモ目(もく) ハラフシグモ科(か))