1517年,ルターが免罪符を批判して書いた文書。ほんとうの信仰心をもてば免罪符がなくともすくわれるなど,ルターが自分の神学上の見解を箇条書きにして,ウィッテンベルク城教会の扉にはったもの。
コーチ
これが
宗教改革運動の
発端となった。
資料
95か条の意見書のおもな内容
1.主は人々に生涯の悔い改めを求めた。
27.かれらは,貨幣がさい銭箱に投げこまれひびきをたてると,その時,魂がすくわれるととなえている。
43.免罪符を買うより,貧者にあたえるほうがよい行為だと教えるべきだ。
95.むしろ,多くの困難を通じて,天国に入ることを確信すべきである。