*きょういくちょくご【教育勅語】 明治天皇(めいじてんのう)が国民(こくみん)教育の基本的目標(きほんてきもくひょう)を示(しめ)した勅語(ちょくご)(天皇(てんのう)の言葉)。1890(明治(めいじ)23)年に元田永孚(もとだながざね)らの学者が作成(さくせい),第1回帝国議会(ていこくぎかい)が開かれる前に発表され,天皇(てんのう)を中心として,親への孝行(こうこう)や家族制度(せいど)のよい点が強調されている。学校では儀式(ぎしき)のたびに全校生徒(せいと)の前で校長が読み聞かせ,忠君愛国(ちゅうくんあいこく)の考えを国民(こくみん)にしみこませた。第二次世界大戦(たいせん)後の1948(昭和23)年に廃止(はいし)。