きょうせいれんこう【強制連行】 歴史的(れきしてき)な用語としては,第二次世界大戦(たいせん)のさい,日本の支配(しはい)下にあった朝鮮(ちょうせん)や中国の人々を強制的(きょうせいてき)に日本に連行(れんこう)したこと。1937(昭和12)年に日中戦争(せんそう)がおこり,戦争(せんそう)が長期化すると,国内の労働(ろうどう)力の不足(ふそく)をおぎなうために朝鮮(ちょうせん)人や中国人は強制的(きょうせいてき)に日本に連行(れんこう)され,数十万人が各地(かくち)の鉱山(こうざん)などでひどい待遇(たいぐう)のもとで酷使(こくし)させられた。